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Python で Skype にロギングする

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id:moriyoshi さんが " Linux上で動くSkype用のbotを作る方法 " というブログを書かれていたので便乗します。会社で Python から Skype へログを出力するためのハンドラーを試験的に使っていました。便利ですが、利用はお勧めしません。理由は最後に書きます。 コードはこんな感じになります。 # -*- coding: utf-8 -*- # skype_handler.py from logging import Handler try: import Skype4Py skype = Skype4Py.Skype() except: skype = None if skype and not skype.Client.IsRunning: # Skype が起動してなかったら起動する skype.Client.Start() class SkypeHandler(Handler): u"""Skype 用ハンドラ Args: group_name - Skype group name encoding - encoding (Default: 'utf-8') この例では、ブックマークしたグループに対してログを出力します。 `get_chat` を変えたら個人に送信できたりします。 """ @staticmethod def get_chat(group_name): u"""指定したグループ名のチャットをブックマークから取得""" if skype is None: return None for chat in skype.BookmarkedChats: if chat.FriendlyName == group_name: return chat return None

PySide for Windows

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PySide の Windows 版が公開 されました。PySide は Qt (Nokia 製のクロスプラットフォームな GUI ツールキット) の Python binding です。もともと Qt の Python binding は PyQt というのがありました。Qt のライセンスは 4.5 から GPL / LGPL / 商用ライセンス ( 日本での価格 ) になったのですが、PyQt の ライセンス は GPL / 商用ライセンスとなっています。商用ライセンスで使うためには、けっこう高いお金を払わないといけないです。GPL だと、PyQt を利用するすべてのアプリケーションは GPL にしないといけません。ML で "金を払うから LGPL にしろ!" と言ってる方もいらっしゃいましたね。でもいろいろと難しかったようで、Qt 作者の Nokia さんが LGPL 対応の Python binding をフルスクラッチしたのが PySide です。 さっそく開発している PyQt アプリケーションの branche を切って、PySide 化始めました。これを機に、もっと Qt と Python が流行ればいいと思います。 PySide for Windows な記事 philo 式さんのブログ Slashdot